2009年10月20日火曜日

キーワードの質と数に対する考え方

検索エンジンからの検索結果からサイトにやってくるお客さまは、何をキーワードにしてやってくるのか。
あなたのページが非常に質の高いコンテンツを提供していて、他のサイトから認められている場合、その状態は、キーワードの質が高いといえます。
世の中での認知が高く、多くの人が使うであろうキーワードは人気も高く、その中で上位を狙うことは至難の技です。
同じ質を持っていたとしても、あなたのサイトよりも実際の社会でメジャーな地位を獲得しているサイトが争ったとき、検索エンジンは、社会的にメジャーな存在のほうをよりマッチした結果とみなす可能性が高いと考えられます。
もしもあなたが、世界的に著名な会社と同じもしくは、その一部と似た商号の会社を作ったとしても多くのお客さまはあなたの会社ではなく、すでに社会的な地位を築いているより大手の会社が検索結果として、表示されることが多くの人にとって妥当な結果だからです。

このような状態のキーワードに対しての対策は無力に思われるかもしれませんが、より多くの人が気にしている言葉をキーワードとして取り入れることは、2つ以上の複合したキーワードを想定する場合には、有効な手がかりということもできます。

また、キーワードの数も重要な指標となります。
あなたのサイトが100種類の商品を取り扱っているとすれば、100のキーワードが必要になります。
それぞれの商品に対して、キーワードでひもつけて100のキーワードからお客さまを誘引しなくては、大きなロスとなります。

例としてふさわしいかどうか一考の余地があるかもしれませんが、あなたが八百屋のサイトを運営しているとしよう。あなたのサイトの商号や「八百屋」というキーワードで検索結果に表示されても、具体的に取り扱っている「トマト」「なす」「すいか」などの言葉で、検索結果に表示されないのであれば、大きな取りこぼしをしている可能性があります。

GoogleやYahooなど検索結果からのクエリに含まれるキーワードを分析してみて、サイト名からしか検索されていないとすれば、個々の商品のコンテンツの質を高めて個々の商品がキーワードとして活用されるようにサイトを改善する余地があるといえます。

0 件のコメント:

コメントを投稿