2010年6月2日水曜日

部屋が少し散らかってきたときに思い出したいそうじ整理術のまとめ

 せっかく部屋を片付けて、きれいになったのにそれを維持するのは大変なもの。
 うっかりしていると部屋を片付けたときのポリシーやマイルールを忘れてしまいがちです。
 少しばかり部屋が散らかってきた自分への自戒の意味もこめて、そうじや整理のポイントを思い出してみたいと思います。
 
●ルール1 床にものを置かない
 床にものを置かないことは、床を物置や押入れのかわりに使わないということ。
 床に置かなくてはならないものは、買ったり部屋に持ち込んだりしてはいけないともいえます。このルールの下、新しいものを部屋に持ち込むには、押入れなり、すでに部屋にある棚の中に空き空間を作って、そこへ入れることが基本になりますね。
 また、お掃除が楽になるという相乗効果もあります。お掃除をするときに床に置いてあるものや棚に置いてあるものは障害物でしかありません。



 
 このルールが徹底できれば、部屋のきれい化がかなり期待できます。でも、このルールを自分に徹底するのは難しいです。家族がいるのなら、彼らに徹底させるのは、至難の業かもしれません。
 

●ルール2 元に戻す
 使ったら元にあった場所に戻すこと。元にあった場所に戻すということは、それぞれのものをしまう指定席が決まっているということです。

 たとえば、
 「ご飯を食べたら、食器を洗って元に戻す。」
 「そうじが終わったら、バケツと雑巾を元に戻す」
 「本を見たら元に戻す」
というようなことです。
 これを実現するには、いつもあるべき場所が決まっていないと、「元に戻す」ルールを運用うることはできません。

 あるべき場所を決めることから始めましょう。もしかするとあるべき場所が見つけられないかもしれません。そんなときは、「捨てる」「あげる」「売る」などの処分を考えるときなのかもしれません。


●ルール3 すぐに片付ける
 「食う」「寝る」「遊ぶ」と人間の持つ基本欲求に逆らって、すぐにやらなければならないとルールにするのは、難しいです。
 しかしながら、すぐにゴミをゴミ箱に入れる、ご飯を食べたら、食器を洗うとか、お風呂に入ったら、掃除をしてから上がるとか、使ったあとにすぐに片付けをするルールは、散らかりの蓄積をしない第一歩です。


 ここまでは、基本となるルールです。このルールを実践するためのスイッチをどう入れたらいいのでしょうか。このルールを守りやすくするためのスイッチを作って、ルールを習慣にしていきましょう。


●○○したら××するスイッチ方式!
 「朝起きたらモップをかける」とか、「ご飯を食べたら食器を洗う」ように何かしたら、次の何かが自動的になされるようにルールを守るためのスイッチを用意しておきます。

・食器洗いスイッチ
 ごはんを食べた後の食器洗いは、満腹感も手伝ってあまりやりたくないもの。ここで放置して洗い物をためてしまっては、「ルール3」が守れません。
 これを防ぐためにおすすめなのが、お茶を飲むためのお湯を沸かしながら、食器を洗うスイッチです。
 お湯を沸かしている間に食器が洗い終わり、洗い終わったご褒美お茶やコーヒーが飲めるという一石二鳥の方法です。


・そうじスイッチ
 掃除を始めるきっかけとしておすすめなのは、そうじのテーマ曲を決めること。
 小学校の掃除の時間には音楽がかかっていませんでしたか。BGMを変えることは意識や気分をガラリと変えるのに効果的。
 ちなみにわが家の掃除のテーマ曲は、井上陽水さんの「夢の中へ」です。北海道の礼文島に旅行したときの宿で、朝の掃除のときにこの曲が流れていたことに由来しています。
 ちょっとしたことですが、少しノリのよい曲で気分良く掃除ができると掃除を楽しみに変えることができます。
 まんが「ひだまりスケッチ」では、宮子が中学のときのセーラー服をそうじのときに必ず着ているというネタがありました。そんなふうにそうじをする気分に切り替えができるエプロンとかメイド服とか用意しておくとおもしろいかもしれません(笑)。






・捨てるスイッチ
 ものを欲しくなるときは、財布が許す限りちょっとしたうっかり衝動で買ってしまいます。買うのは簡単ですが、捨てるととなったとき、部屋や収納スペースが許す限り、捨てることは先送りされてしまいます。
 その先送りを防ぐためにはものを捨てる閾値を低くすることが肝心です。
 「1つ買ったら、1つ捨てる」とか「棚からあふれたら捨てる」のように自分が管理できる量を一定にして、それを越えたら処分することにするように、「壊れたから」「汚れたから」以外の捨てる基準を持つようにします。
 


・洋服スイッチ
 毎日着る洋服も「着る」→「洗濯」→「保管」のサイクルをあやまると洗濯物がたまったり、乾いた洗濯物がすぐに使えなかったりとちらかりの原因になりかねません。
 ためずに洗う、乾いたら定位置にしまうこと、買うときには捨てることをあわせて行うといったルールを適用することを忘れないことが肝心です。
 シャツは一度着たら洗うようにしています。そのまま、もう一回着てから洗ってもと思っていたこともありましたが、エリ汚れは時間が経つと落ちにくくなってしまいますし、次に着るのはいつと考えると、着たらすぐに洗ってしまったほうが、サイクルが守れます。
 
 
 
 以上、部屋が少し散らかってきたときに思い出したいそうじ整理術として、3つのルールと4つのスイッチを紹介させていただきました。
 これらのことが習慣になったら申し分ないのですが、このうちから1つでも身に付けて部屋をきれいに保ちたいものですね。これ以外によい方法がありましたら、コメントでぜひ教えてくださいね。ではでは~。

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