【25個ルール】
適宜見ては手を動かしましょう
部屋掃除、皆様ご苦労。
では、貴方に指令です。
今すぐ25個のモノを片付けなさい。
床に落ちているゴミをゴミ箱の中に入れる、
出ている本を1冊本棚に戻す等も1カウントとします。
さっ、このレスを読んだら、すぐ始めて!
2ちゃんねる生活板の汚部屋脱出スレッドにかかれた一文です。汚部屋脱出スレッドは、部屋が片付かない、ものがあふれている、部屋が汚いように自分の部屋が困った状態になっている人が集まって、その状況を披露したり、解決策を模索したりしている息の長いスレッドです。
そこの冒頭に書かれているのが、この25個ルールです。
ネットでぐだぐだしている間に手を動かして片付けましょうよというのが、このルールの趣旨。
このルールを目にしたとき、半信半疑。実際にこんなことでうまくいくのかと疑いモードでした。
そこにものがあることが部屋の風景として溶け込んでしまうと何の疑いもなく、その風景を認識してしまいます。
最初にこの指令の文章を見て、片付けるといっても全然ピンときませんでした。
とにかく25個のものを動かして、できるだけ片付けるように仕向けなければと思ったとき、そこに置いてあるものがそこにあるべきものではない的な意識が芽生えてきました。
「はっ」
この意識の転換が起こるまでは、この指令を見ても何をすればいいのか皆目見当がつかないかもしれません。
一度、25個ルールが体内にインプットされると、このルールが実行されるタイミングが欲しくなります。
ごはんを食べる前、寝る前、お風呂に入る前とか、何かにつけて、このルールを実行するようになってくれば、しめたものです。
だんだんと床が見えるようになり(可視床率が向上)、ゴミなのかゴミでないのか判別がつかない微妙なものたちがだんだんと姿を消していきます。
このゴミなのかゴミでないのか判別がつかない微妙なものたちの処遇をどうするのかは、部屋が片付かなくて困っている人たちにとっては共通の悩みといえます。
ちょっと片付いてくると、この微妙な存在のものたちに手を付けないと25個のものを片付けることができなくなってきます。この段階までくれば、しめたものです。
このルールを続けていくと部屋の中の清濁の割合が逆転して、片付いていないものがあると目立つようになってきます。
引越してきたばかりの状態を取り戻すことはできたでしょうか。ちょっとだけでもそれに近づくきっかけにはなると思います。
ちょっとした思いつきで始めた25個ルール。私の部屋では、3日目にしてその効果があらわれてきました。
このまま継続できたらいいなと思います。
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