2006年4月9日日曜日

AIZUマウントエクスプレスと豪華グリーン車の旅


ということで帰り道。
今回は、会津鉄道経由で帰る長丁場。朝一で出ても到着は夕方という電車に乗っているだけで幸せな人にとっては、なんとも最高のシュチュエーションです。
東武の浅草や北千住まで行って、東武線を乗り通す手もあったのですが、青春18きっぷが残っているので、そちらの消化に注力することにして、新宿から宇都宮までグリーン車モードです。
グリーン車にするだけで、旅の気分が160%アップな気分になれるので、なんともお得だと思います。





JRの今市と東武の下今市で乗り継げばいいのですが、800mほど歩くので、終点の日光まで行って強引に乗り換え。日光ならば、JRも東武もお隣同士です。

下今市まで戻り、鬼怒川線の鬼怒川温泉で、本日の主役「AIZUマウントエクスプレス」とご対面です。AIZUマウントエクスプレスの車両は、元名鉄の8500系で、名古屋から高山本線への乗り入れ特急として活躍していた車両です。快速といえども元特急車。とても乗り得な列車なのです。




その道の本職の人がたくさんいて、先頭車のかぶりつきの競争率が高すぎでした。
窓が大きいので、その他の席でも十分展望は楽しめます。
乗った瞬間に車両が豪華過ぎて、ちょっと場違いな空間にきてしまったのではないかと錯覚するほどの豪華さ。

列車は、野岩鉄道に入り、栃木県と福島県の県境をトンネルで越えていきます。福島県側に入ると旧会津線の会津鉄道になります。
会津鉄道に入るとカーブが急なのと線路の継ぎ目が多くなり、列車はゆっくりと歩みを進めていきます。



終点の喜多方に到着しました。通常は会津若松までですが、土日は喜多方まで延長運転されています。
次の汽車は2時間後。磐越西線クオリティ全開です。
喜多方で途中下車してしばし、喜多方の街を歩いてみました。

磐越西線は、キハ47の2連。これをうるさいとするか軽快なエンジン音とするかは意見が分かれそうなところ。



キハ52が国鉄のローカル色に塗り替えられているのも発見。キハ47の首都圏色も併結されていました。何だかいい感じでした。原型に戻されているということは、終焉が近いのでしょうか。



そのまま乗っていても着くらしいのですが、待っている間に着いてしまうので、最後の乗り換えです。

結局、朝の5時台から電車に乗っていたので、12時間の鉄道の旅。
8:00浅草発のスペーシアに乗れば、時間を短縮できますけど、喜多方より先の接続がないので、到着時間は同じになります。

新宿13:05→鬼怒川温泉15:10→17:26会津若松18:34→新潟21:20のほうが現実的プランかもしれません。

AIZUマウントエクスプレスと利便性の両方をいいとこ取りをするのが難しいところ。上越線や信越線が開業する前の鉄道の旅を彷彿とさせる会津周りの鉄道の旅。列車の魅力を満喫するのにはいいかもしれませんよ。

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