逆光は勝利。
写真撮影において、意図して光源に向かってカメラを構えることは、一種の賭けともいえます。
記録写真のように写っているものが何かをしっかりと伝えたい場合は、光源と被写体の間に入り、光が映したいもの全体に回っている状態でシャッターを切るのが常道です。
この写真は、夕方近く高度が低くなった川面に当たる太陽の光を映したものです。
光が強すぎて、光の当たった部分とそうでない部分の差が大きすぎるため、黒い部分と白い部分の二つに分かれてしまっています。
もしも、この写真と同じ時間にこの写真の奥に見える橋からこちら側を撮ったとしたら、白と黒の明暗がくっきりした写真ではなく、空の色、川の色、橋の色などが表現された状態に写ると思います。
逆光で写真を撮ると、モチーフのイメージが強調された写真になるというお話でした。
このほかに
・「トライエックスで万全」
・「基本はやっぱりネオパンSSじゃないですか?」
・「トライエックス!これを4号か5号で焼いてこそ味がでる」
・「基本は3号ですよ、やっぱり。」
・「世はなべて3分の1」
・「ピーカン不許可」
・「頭上の余白は敵だ」
などという光の差を極端に表現する方法が、ゆうきまさみ先生の「究極超人あ~る」ありますが、また次の機会に書いてみたいと思います。
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